店長 伊丹 悟郎

魚の仕事が面白すぎて。

20代の頃は仕事にこだわりなくフリーターとして過ごしていました。その中の一つが平塚富士キッチンです。他のアルバイトは年上の人と働くことが多かったのですが、当時は同世代の子たちと働くのが楽しくてだんだんとふじきっちんの仕事がメインに。最初はホールで働いていましたが、魚のことを知りたいなと思い、調理場に入って、そこからは料理の仕事が中心です。魚についてもっと深く知りたいと考えたのがきっかけで、今では趣味がダイビングになってしまいました。若手の時代は本当に魚の仕事が面白すぎて、調理をやっていくうちに、本屋で魚の図鑑を買って勉強をしては、お店で調理の技術を磨くの繰り返しでどんどん腕を磨くのがやりがいでした。だんだん、仕入れも任せてもらうようになり、市場に出かけてお客様のために、良い魚を仕入れてくるのは、今でも大きな喜びです。

「美味しい」の喜びを後輩にも伝えたい。

店長になってから10年が過ぎましたが、ありがたいことに、自分を指名して、ご来店してくださるお客様も増えてきました。「伊丹さんが握った寿司が食べたい」と言ってもらえるとすごく嬉しいです。私たちの仕事はお店があってこそ。そして勿論、お店はお客様があってこそのお店です。もっとたくさんの人にお店を知っていただき、たくさんのお客様に喜んでいただける寿司屋にしていくのが今後の目標です。「美味しい」といってくださる、この喜びをお店の後輩にも感じてもらいたいので、近頃は職人育成にもやりがいを感じています。

1DAYSCHEDULE

05:00 小田原市場到着
-本日の厳選の魚を隈なくチェックしたあとで仲卸業者さんに発注-
06:30 小田原漁港からお店へ
07:30 出勤
07:40 仕込みスタート
11:30 ランチ営業スタート
15:00 ランチ営業終了 -休憩&賄い-
16:45 翌日の仕込み、発注準備の計画を確認して退勤